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トクントクントクン……
急激にリズムを早める胸。
「俺は、その笑顔を絵にした。君をここに、来させたかったから」
トクントクン、から、ドキンドキンにかわる胸。
「俺は、君がずっと好きだったんだ。
ずっと、ずっと、君だけを見てた」
ドキンドキンドキンドキン
「わ……」
やっとわかった。
胸の高鳴りが体中に響いたら――
「私も、好き」
それが、恋愛が始まった、一瞬。
それが、恋におちた瞬間――。
【恋におちるまで】END
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