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どれくらい時間がすぎたのか。
保健室の外は
もう真っ暗だった。
羽音は口を閉じた。
そしてゆっくりカップを
口へ運んだ。
別れようって・・。
詩音は不安と嫉妬に囲われて
耐えられなくて・・
俺と分かれるのをきめたの?
どうして俺は・・
気がつけなかった・・。
「何か悔やんでる?」
再び羽音が口を開いた。
慎吾は何も言えない。
悔しい?
後悔?
どうして?
疑問?
ぐちゃぐちゃしだした
頭はもうどうしたらいいものか・・。
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