プロローグ

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僕を「好き」って 言ってくれたのは 君からだったのに。 僕は生まれて初めて告白されて、有頂天だった。 しかも、告白してくれたのは、サークルの中でもとびっきり可愛いって評判だった君。 木村詩音。 僕は一浪してたから、 学年は僕より一個上。 でも歳は一緒。 とにかく可愛くて 優しいくて・・ ふわふわやわらかい、 そんなイメージだった。 それなのに、どうして? 僕たち、どうして 上手くいかなかったんだろう。
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