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次の日、ガーゴイルのことで頭がいっぱいになり、あまり寝付けず、寝不足のまま学校に向かった。 学校に着き教室に入ると後ろの方に須藤の姿があり神原の足が止まる。 (今日は須藤きてんのか……イヤだなぁ) 正直鬱になりながら自分の席につく。 すると、須藤が神原の名前を乱暴に呼んだ。 一瞬、心臓が跳ね上がり冷や汗を流しながら神原は後ろを向いた。 「な……なに?」 「なにじゃねーよ。何で学校きてんだよ。ウザったいんだよ」 須藤が言うと周りにいる仲間が一斉に笑い出した。
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