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道
プロローグ
僕は逃げたかった。何かから。
この何もない現実から、救いを求めるために逃げたかった。
この夢を見ているかのような現実から。
いきなり不思議なことがいくつも起こった。
偶然とでも言うべきなのか、いえないのか、それとも言いたいだけなのか。
疑問も沢山立ち込めた。
頭の中をぐるぐる回る、それでも逃げることのできない不思議なもの。
これが、始まりだった。
夢でもなく・・・・・・・現実でもなく・・・・・。
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