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「もっと力抜いて~」
何度も注意されたが、力を抜くことが出来ないでいた。
カーテンがあるので下半身で何をされているのか見ることが出来ない。
恐怖は増すばかりだ。
しばらくして機械は体から抜かれたが、最後まで力を抜くことは出来なかった。
「はい。椅子が元に戻ったら着替えて」
どうやら全て終わったらしい。
椅子が上がる時は早いスピードで上がり足が開くのも早かったが、元に戻るのは随分ゆっくりに感じた。
椅子が元に戻ると転げ落ちるように椅子から降り、急いで着替えをした。
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