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ずっとずっと昔
地上に植物しか存在していなかった時代
遥か空の彼方には
神様が住む天界がありました
天界には神様と天使達が住んでいました
ある日
神様はふと思いました
『下界はどんなところなのだろう…』
神様は下界に行く方法を考えました
そして神様は粘土を使って自分の魂を入れる器を自分に似せて作り
その器を下界のいたるところに置きました
いざ、下界へ行こう
そんな時に一人の天使が神様の大切な箱を落としてしまいました
箱から出てきたのはたくさんの美しい宝石
宝石は下界に飛び散り
神様の器に入ってしまいました
宝石が入った器は自分の意思を持ち
自ら行動するようになりました
そう…
宝石の輝きは魂の輝きだったのです
これが人間という生き物が生まれたワケ…
宝石は全て平等だった
だったハズ…
なのに…
その宝石の中に
たった一つだけ、特別な宝石が混じっていたのです
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