始まりの好き

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確かな返事はもらってないけれど アンタのその行動が “好き”の代わりだって 思ってもいいよね? まぁ、それでも わざと聞いてみたくなるのが俺なんだけどね 「ねぇ、純は俺のこと好き?」 「…嫌いだよ。キミみたいな奴」 プィッとそっぽ向きながら答える 「そうなんですか?」 シュンと俯き落ち込む 「まぁ、ちょっとは好きだよ。 …ちょっとだけどね」 励ますように言った言葉は夏月自身にとって羞恥心になり、赤面する 「そんなこと言って…顔、真っ赤ですよ?」 意地悪そうに笑いながらからかうと、耳まで赤く染まりまるでりんごのようになりましたとさ。 とある学校での放課後の出来事 男同士の恋愛が成立した放課後でした(笑)
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