第二の女

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しばらくすると、さっきまで私の横で寝息をたてていた『白豚』が現れた。 「あ、白井さん。おはようございます。」 「あぁ。おはよう。あ、莉緒ちゃん、今日、新しい子面接来るから。」 自分だけ服を着替えてさっぱりした顔をしていた。 「わかりました。」 この若干よそよそしいやり取りに、たまに違和感を覚える。 でも、仕方ない。 これが私の選んだ道だ。
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