プロローグ

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トルルル 電話の音がした。 僕は眠っていたので少し気分が悪かった。ため息してから電話にでた。 「もしもし、なんでしょうか?」 僕は少しだけ声を高くしながら言った。 「暗殺依頼だ、いつもの店で待ってる」 それだけ言うと電話きれた。僕はベッドから起き上がりながら電話をまくらの上に投げた。 僕の部屋はごく普通のワンルームで、部屋にベッド、テーブル、テレビ、ロッカーそれだけしかなかった。 僕はロッカーの中からジャケットを取り出し、それからテーブル上に置いていた煙草をポケットに入れ、部屋をでた。 玄関で靴をはきながら、僕は思った。今度、新しい靴を買おうと、今持ってる靴はボロボロだ。 そして玄関の扉を開けた
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