プロローグ

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玄関に鍵をかけ、ジャケットを着た。外は寒い、僕は冬が苦手だ。理由は簡単、寒いのが嫌なのだ。 空は暗く月が綺麗だった。 「今は夜か」 独り言を言いながら、腕時計を見る。夜の8時ぐらいだった。僕はマンションの二階に住んでいる。だから階段で下まで歩いて行かなきゃいけない。 下まで降りると見慣れた町並みが広がっていた。 煙草を吸いたくなったけど煙草は節約することにした。 僕は駅前の方へ歩きだした、いつもの店に行くためには電車に乗らなきゃならない。 駅について電車に乗ってから少し後悔した。煙草が吸いたくてたまらない。あと15分は電車の中だ。 15分後、田舎町の小さな駅についた。そこから店までは歩いて5分、煙草を吸いながら歩いた。店はもう目の前だ。
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