2人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
僕は煙草の火を消して店の中に入った。店の中はそんなに広くなくて、20人も来れば、もう満員だ。
店の中を見渡すと、見慣れた顔がカウンター席の一番左で手を上げていた。
「よう、元気か?」
僕の仕事仲間であり親友のヨウスケが明るく言った。
僕はそんなに元気ではなかったけど、
「元気だよ」
そう言っておいた。ヨウスケとはもう3年くらい仕事をしている。
暗殺依頼のほとんどがヨウスケの紹介である。
僕は定員にコヒーを注文した後、ヨウスケに聞いた
「で、仕事の内容は?」
「まぁ待てよまだ一人来てないだろ」
ヨウスケはそう言いながらドアの方を見た。
その瞬間ドアから一人の女性が入ってきた。
最初のコメントを投稿しよう!