プロローグ

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僕は煙草の火を消して店の中に入った。店の中はそんなに広くなくて、20人も来れば、もう満員だ。 店の中を見渡すと、見慣れた顔がカウンター席の一番左で手を上げていた。 「よう、元気か?」 僕の仕事仲間であり親友のヨウスケが明るく言った。 僕はそんなに元気ではなかったけど、 「元気だよ」 そう言っておいた。ヨウスケとはもう3年くらい仕事をしている。 暗殺依頼のほとんどがヨウスケの紹介である。 僕は定員にコヒーを注文した後、ヨウスケに聞いた 「で、仕事の内容は?」 「まぁ待てよまだ一人来てないだろ」 ヨウスケはそう言いながらドアの方を見た。 その瞬間ドアから一人の女性が入ってきた。
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