始まり

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ある日テレビを見てたんだよ 突然 窓が割れた 数え切れないくらい沢山の人が 割れた窓から入ってきた ロープで 「ターゲット発見!ターゲット発見!」 「確保だぁぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁあ!!!!!!!!」 「おい!なんだよ!離せよぉっ!!!」 「俺がなんかしたのかよ!!!」 「ちょっ!!!まてよ!!!」 その時 「ブモォォオォォォオォォォンンン!!!!」 遠くから鳴き声が聞こえ 地響きと共に 巨大な生物の大群がやってきた それらは見たことも無い姿をしていて 一見マンモスのように見えるが 二本足で歩行しており 手は見当たらない 全身茶色の毛に覆われ 目や鼻もどこにあるかわからない 「ブモッ!!ブモッ!ブモォォオォォォオォォォ!!!!」 俺を捕まえようとしていた奴らが叫ぶ 「出たぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁあ!!!逃げろぉぉおぉぉ!!!」 奴らの逃げ足は早かった そして 奇妙な生物も去っていった 毛に覆われ 顔もわからない 奇妙な生物 だが 俺にはそいつらの顔が 「してやったり」って 顔をしているように見えた 家は壊れた
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