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「わっこのやろ!」 「あははっあんちゃんばかばか~」 「真子ちゃん意外と賢いんだな~」 蒼空の病室の扉を開けると見知らぬ女の子といつしかの焼きそばパンの男性と蒼空がボール遊びをしていた。 私はいつ気づいてくれるだろうかとずっとその場で立っていた。 まるで立ち山のような格好で。 と、変なことを思っていたら女の子がボールを投げたときに私に気づいたみたいで、指を差さされた。
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