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「前にコンビニで女の子から焼きそばパンを譲ってもらったことがあってね、だから次は俺が譲らなきゃないと思っていたんだ。」
「良いんですか?」
「良いよ」
「ありがとうございます!」
「良かったね」
真子ちゃんは俺の腕を掴み満面の笑みを見せてくれた。
「そういえば、その女の子、病院内でも焼きそばパンを買えると言っていたが、まさか君じゃないよな」
「え?・・・名前とかわかりますか?」
「確か、その子の友達、さりさとかって、呼んでいたような・・・」
「沙里叉だって?!」
まさかと思っていたが、本当にびっくりだった。
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