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「お兄ちゃん、お客さんだよ!」
「えっ?」
蒼空が振り向くと、私と蒼空は目があった。
どう声をかけようか戸惑う私に蒼空は優しく接してくれた。
私の持っていたコンビニ袋を持って、私の手をとってくれた。
意外な行動にまた動惑う私。
ちょっぴり恥ずかしかった。
「あ、あの・・・」
「来るの遅いぜ!ほら、沙里叉も遊ぼうぜ!」
「えっ遊ぶ!?」
「わぁ~仲間増えた~」
私は病室の椅子に座った。
というか、座らされたとでもいうべきか。
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