それぞれの始まり

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『瑠璃、虎君以外の猫には何故か人見知り…じゃなくて猫見知りするから… もっと お友達と仲良くしてくれたら良いのに…』 溜め息を吐きながら呟く雫 その時、 『雫、携帯鳴ってるぜ。』 そう言いながら翼がキッチンに携帯を持って来た。 『ありがとう✨』 翼から携帯を受け取った雫は携帯の画面を確認し、即座に電話に出た。 『キヨ✨』 電話の相手は雫の幼なじみの西野 清範(にしの きよのり)、通称キヨからだった。
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