516人が本棚に入れています
本棚に追加
第ニ話『旅立ちの村』
そいつは不思議な光景だった
俺様が魔物を退治すると魔物は光の粒となって消えて
後には僅かばかりの
G(エイジア大陸の共通の通貨)を手に入れた
『まるでテレビゲームの世界だな…』
『なんでやねん~🎵』
闇の妖精が的確にボケをかます
俺様は闇の妖精の案内で深い森を半日をかけて抜けて
数匹程の魔物を退治し。軽くGを稼いでから村を目指した
夕暮れ時、俺様は『ポッケ村』に辿りついた
村は人通りが少なく
俺様は早速、村の宿屋に部屋をとり
村のよろず屋にアイテムを調達にむかった
『らっしゃい。見ない顔だね。【ゲスト(旅人)】かい?』
『まぁ。そう言う所だろうな…』
『アンタにぴったりのいいアイテムがあるぜ⤴⤴』
『どんな道具だ?』
『名付けて初心者セット』
よろず屋の親父はそう啖呵をきった
ひとふりの剣と盾
黒のローブ
それから緑と青の液体が入った瓶を用意した
『こいつは、【ショートブレード(武器)】に【ショートシールド(盾)】【旅人のマント(鎧)】次に冒険の基本【ポーション(HP回復)】に【アンチドーテ(毒の治療薬)】だ』
『それでいくらだ?』
『あんたが払える額でいいぜ』
最初のコメントを投稿しよう!