山南との別れ

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「キャーー!!!」 ちなみに今の叫び声は私ではなく隣の伊東さん 「邪魔だ」 みんなが私にーなんていっていた伊東さんはあっさり永倉さんに押されて私の視界からは見えなくなった 大丈夫かな伊東さん いやそれよりも 「誠ーーーー!!!よく帰ってきてくれたぁぁあ」 「く…苦しい原田ひゃん」 「まことさぁぁあん」 「へ…平助くんも」 「誠ぉぉお」 「永倉ひゃんまで…」 なんなんだ一体 いつもはこんな出迎えしてもらったことないのに 「…どいてくれ」 「ぉおい!」 ドンッと斎藤さんが永倉さんを押して私のところにきた 「邪魔です。藤堂さん」 「はい…」 脅してはいないだろうにどこかこわい沖田さんにいわれ平助くんはさっとどいた 「なんなのよー!!!あんたたちは!!!」 伊東さんがそんなことを言っていたけどみんな無視だし 「誠… 「誠さん!おかえりなさい」 斎藤さんに被せて沖田さんがしゃべる 「いやあのただいま」 私はしどろもどろしながら挨拶をかわした
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