恋の道

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「お世話になりました」 私がそういったのは新撰組にじゃない 帰る時はもちろんいうつもりだけど 結構な時間お世話になった八木さんちの部屋にいっている 「西本願寺か~」 噂ではここより広いらしく今のギュウギュウ詰めの生活から解放されるのなんの誰かがいっていた でもお寺に移転ってのも気が引けるのは私だけ? まぁってことで荷物をまとめた私は部屋の外にでた 「まこっちゃぁん!!!」 「明里さん?」 突然だったからびっくりしたけれど明里さんの姿 「山南はんのもんを処分せなあかんらしくなんかもらって欲しいて近藤はんに言われたからきてん」 嬉しそうに明里さんが言う 近藤さんも彼女なら山南さんも安心するって考えなんだろうな 「私の部屋終わったから手伝う!!!」 「ほんまに?ありがとう!」 明里さんは嬉しそうに草履を脱いであがってきた 「いきましょ~」 「そやね!」 そして二人で山南さんの部屋に向かった
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