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「大変だぁぁぁぁあ」
タッタッタタッタッタ
スパーン!!!
「大変だぜ!新八!」
勢いよく走って思いきり障子を開けたのは原田である
「テメェ…原田…切腹させてやろうか?ぁあ?」
「永倉くんの部屋はあっち」
「あれ?土方さんに近藤さんかよ。新八の部屋と間違えちまった」
おっちょこちょいの原田はどうやら部屋を間違えたようだ
「…で何が大変なの?」
しかし大変だと言われては近藤も気になるようで…突っ立っている原田にたずねた
「あ…いやよ。今総司の部屋のぞいたらよぉ…誠が横に寝ていやがったんだ。」
「それの何が大変なの?」
「だからよ近藤さん。総司なら誠を犯し
ガタン
思いきり机が揺れて土方が立ち上がった
そして急いで部屋をでる
「歳~?」
近藤はそんな土方に話し掛けるが返事はなかった
「…新八も平助も誠がお気に入りだから一緒にいこうとおもったんだけど」
「あ~むだむだ。今多分歳が総司んとこ向かっているから」
近藤の言葉に原田はキョトンとしていた
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