恋の道

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「…なんですか土方さん。何かやらしいことでも考えていたんですか?」 沖田さんが起き上がってそういうと土方さんはため息をついた 「や…やらしいことなんて!私は沖田さんと俳句を読んでいただけです!」 短歌って言葉を聞いた途端土方さんは瞳孔が開いた気がした 何かよくないこといったかな?? 「誠…その本の題名は?」 「え?豊玉 モガッ 題名を言おうとしたら沖田さんに口を抑えられる 「…やだなぁ…。誠さん…あぁ手遅れか逃げましょう」 「え?」 私が状況判断する間もなく手をひかれ走り出した 沖田さんはすばやく豊玉発句集も手にとってた よくわからないけど… いきなり動かなかった土方にスイッチがはいった 「まちやがれぇぇええ!!!総司ーーーーー!!!」 めちゃめちゃ怒ってるーーーー!!! 「おおおおきたさん!あれもしかして」 「え?ぁあへったくそな俳句がつまったこれの持ち主は土方さんですよ♪」 やっぱりぃぃいいい!!! 私は涙目になりながら沖田さんとはしった
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