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「医者となれば隊士たちを一人一人診るということですね?わかりました。今日は監察の仕事もありません。お手伝いします」
山崎さんは松本先生とは対照的にとても静かに笑った
いつみても綺麗だなぁ山崎さん
「…状況判断もできるのか!思った以上にいい隊士がそろってやがる!流石は近藤」
「いやいや。それほどでも」
近藤さんと松本先生と山崎さんは1番広い大広間に歩いていった
「あ!!姉ちゃんあんたも来い!!!女がいたほうが野郎も言うこときくだろう」
「え?ははい」
別に断る理由もなく沖田さんとふたりきりになるのはなんとなく気まずいし私は返事をした
「それとそこの若造!おめぇも広間にこい!みてやるからよ。」
松本先生は沖田さんにもそういうとさっさと進んでいった
「じゃあ私先に行きます」
沖田さんに声をかけて足を進めようとしたら手をグッとつかまれた
「誠さんは…私との接吻が嫌でしたか?」
沖田さんはいつもいきなりだ
でも彼の真顔は私を吸い込みそうで逃げられなかった
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