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「いやだなんて…」
「…本当ですか?」
つかまれた手に力がはいる度私の心臓も跳びはねそうになる
「…ほ本当です!気持ちに整理がつかなくて恥ずかしいからこんな態度をとっちゃうんです!は離して!」
私がそうやって叫ぶと沖田さんはニッコリ笑った
「…誠さん。順番は逆になりましたが私は貴方のことが
スパーン!!!
沖田さんが何か言おうとした瞬間障子が音をたてて開いた
「…土方さんだ」
中から土方さんがでてきてまた何も言わず進んでいってしまった
「……全く。性格悪い邪魔の仕方ですね」
沖田さんから笑顔が消えていて土方さんを睨んでいた
一体何を言おうとしたんだろ
「沖田さん…あの」
さっき何を言おうとしたのか聞こうと思ったら
「おい!!!ねぇちゃん!!!チンタラしてねぇでこい!!!」
「ははははい!!!」
松本先生の邪魔が入ったから私は聞くのをやめて沖田さんに声をかけて大広間に走っていった
「…誠さん鈍いからな~」
沖田がそんなことを呟いているのを誠はしるよしもなかった
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