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「誠さんはお手伝い?」
診察を受けている間も平助くんは話をやめない
「うん。お手伝い」
「そっかぁ!それが終わったら遊びにいこーよ」
「じっとしてろ」
平助くんはちょこまか動くから松本先生に怒られてしまった
こっちを向いてペロっと舌を出す彼につい笑ってしまう
「…丞さんもお手伝いかぁ~気配けさなくてもいいのに今びっくりしたよ」
「あぁ癖になっているので…」
さっきから何も話さなかった山崎さんがいきなり話した
気配消してたんだ
でも正直本当に静かだった
「ほい。お前も健康体だ。次呼んでこい」
「はぁい。誠さん後でね~」
「はいはい」
平助くんは素早く走っていくと松本先生はため息をついていた
「…たく。騒がしいやつだな」
やれやれと一息ついた矢先斎藤さんが入ってきた
斎藤さんは最近何故だかわからないけれど沖田さんと敵対している
「…よろしく」
チラリと斎藤さんと目が合う何か暗いな…
大丈夫かな斎藤さん
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