松本良順

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斎藤さんの診断が始まったのはいいけれど… 松本先生が見ている間も斎藤さんとチラホラ目が合うなぁ 「ん~お前は体は全くもって以上ねぇが精神的に気に病んでることがあるだろうよ」 「……」 斎藤さんは黙ってこっちをみた そしてしばらくすると 「ないことはない…」 って言った 斎藤さん私見てため息ついたけど私なんかしちゃったかなぁ 「斎藤さん…大丈夫ですか?」 「誠…」 あ…ちょっと笑った それに何かを感じたのか松本先生も笑った 「わかった…斎藤。お前は後で誠と話せ」 「…誠と?」 松本先生何考えてんだろ 気に病んでるから話せば楽になるとかそういうのかな? 「…それが1番の薬だ。」 「私と話すことが薬ならいつでも♪後でお話しましょう斎藤さん」 私がそういうと斎藤さんは軽く微笑んで 「ぁあ」 と言った 松本先生が次って言ったから部屋からでていったけど 「お前は鈍いんだな。姉ちゃん」 「私も少し鈍いと思いました」 私は松本先生と山崎さんにこんなことを言われてしまった
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