松本良順

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「土方くん…一緒に診察してぇぇん」 伊東さんがでていこうとした土方さんの着物の裾を掴んで上目使いをしていた 「……」 ポイッ 「きやぁ」 土方さんは無言で伊東さんを掴んで部屋にほおりなげた 「土方くぅぅぅん」 わぁぁぁあと伊東さんが泣き出す これには私も先生も山崎さんも苦笑いするしかなかった 「伊東…テメェはやく来い」 「いやよぉぉお!あんたみたいなハゲに私の肌は触らせないわぁぁぁあ」 あ… 松本先生に怒りマークがついてますけど 「…伊東さん。すぐに終わりますよみんなやってんですから」 「誠は黙りなさいよ!私だって土方くんの肌に触れたことないのにぃぃぃ」 「話がかわってやがる」 松本先生は呆れていた この人はいい大人のくせに 「…松本先生。私にやらせてはくれませんか」 山崎さんが見るに見かねてそういった 「山崎くんなら綺麗だから触られても平気よ~」 伊東さんうるさいなぁ でも松本先生はニッコリ笑って山崎さんにやってみろっていった
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