進歩

1/2
前へ
/397ページ
次へ

進歩

一目惚れの相手、孝(タカ)くんとは、毎日他愛のないメールが続いていた。 彼は私を入学してから一度も見たことないし名前も知らないと言っていた。 おかしくない、教室も違う、棟も違う、当たり前だ、と自分に言い聞かせながらも凄く悲しかった。 私を知って欲しかった。
/397ページ

最初のコメントを投稿しよう!

984人が本棚に入れています
本棚に追加