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ひとしきり騒いだ後、ふいに魅音は千春の髪に触れた。
「うわっ!千春ちゃんの髪サラサラだねー!!」
「…魅音さん何だか触り方がいやらしいですわよ…」
「千ぃちゃん髪長いよね。いいな~。はぅ、レナも伸ばそうかな…かな」
「でもレナちゃんの髪型も良いと思いますよ?長いとお手入れが大変ですし…」
「千春は僕とお揃いなのです。にぱー☆」
およそ話が噛み合ってないが、5人は楽しそうに話している。
「あたしもこんな女の子らしい髪質だったらね~」
「…多分、何も変わってませんわね」
「この髪の毛の色は地毛かな?きれいな栗色だね~」
「とどめの眼鏡で、男達を一網打尽なのです♪」
「あはは…は」
流れに着いてけなかった千春は、取り敢えず笑ってその場を誤魔化していた。
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