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「はい！みんなお待ちかね！千春メイドの誕生だあああ！！」
『おおお！！！』
みんなが一様に千春を眺める。
いや、正確には舐め回すように見ている。
千春は、恥ずかしさのあまり俯いていた。
「やっぱり似合うと思ってたんだけど、おじさんの目に狂いは無かったね～」
ニヤニヤしながら魅音は言う。
「ははははう～～！！かあいいよ～！お持ち帰りしていいよね？いいよね！？」
レナは、頭から湯気が上がり恐ろしいくらい、頭を振り回している。
「レナさん…持ち帰ったら犯罪ですわよ？」
沙都子がすかさず突っ込みをいれるが、果たして彼女の耳に届いたかどうかは定かではない。
「み～！とっても良く似合うのですよ」
「あ、ありがとう。」
千春は、ようやくそれだけ言うとまた俯いてしまった。
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