ANIMAL・LAND -(裏)-

2/13
前へ
/34ページ
次へ
「Σんじゃココはっ!!!?」 (※何ですかココは?と言う意味です) ミミ、シッポ ミミ、シッポ ミミ、シッポ、ミミ………… 今、私の目に映る人達には動物の耳や尻尾が生えています 「アレ?もしかして私、目がおかしくなった??」 目をゴシゴシ擦る 「まだ寝てるとか?」 (だよネ♪夢じゃなきゃありえないヨネ♪♪) ドーーーン!! 「いったーーぃ」 「ん?あぁ~スマン!」 いきなり誰かが打つかってきた 打つかった拍子に私は転んでしまった 打つかった相手を見ると…… Σラっっライオン!!? 「く、食われるぅぅ~ιι」 うぅ゛ιι 肉食獣にビビり 半べそになる 「!……血が」 「…ぇっ?」 「血が出てる!」 転んだ時に膝を擦りむいたらしく 血が滲んで紅い雫をつくっていた ペロッ 「ぁっ…!!」 血を舐めとるライオン 思わず声を上げてしまい 慌てて手で口をふさぐ ちゅっ 「んっっ///」 ビクッ! 傷口を吸われ 体が反応してしまう 「応急処置はしたけど、後はウチで治療しよう」 ライオンはヒョイっと私を抱き上げるとスタスタと歩きだした 「えぇっ!!ちょ、ちょっと!」 「悪かったな~お嬢さん、怪我させちまってιι」 「いぇ、大丈夫ですから…あっあの、降ろして下さい」 (恥ずかしいヨ!お姫様抱っこ///) 「ダメダメ!ばい菌入ったらどーすんだ、それに怪我人を歩かせられない」 どんだけイイ人(ライオン)なんだよ~ でも恥ずかしいヨ~ 「ちょっとだけ降ろしぃ~「駄目だ!!」デスよね!」 やっぱダメだったιι 私は恥ずかしさの余り顔を伏せた… というか、ライオンの胸に顔を埋める形になってしまった! 「クスっ、俺の名前はレオだ!君は?」
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

44人が本棚に入れています
本棚に追加