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「Σんじゃココはっ!!!?」
(※何ですかココは?と言う意味です)
ミミ、シッポ
ミミ、シッポ
ミミ、シッポ、ミミ…………
今、私の目に映る人達には動物の耳や尻尾が生えています
「アレ?もしかして私、目がおかしくなった??」
目をゴシゴシ擦る
「まだ寝てるとか?」
(だよネ♪夢じゃなきゃありえないヨネ♪♪)
ドーーーン!!
「いったーーぃ」
「ん?あぁ~スマン!」
いきなり誰かが打つかってきた
打つかった拍子に私は転んでしまった
打つかった相手を見ると……
Σラっっライオン!!?
「く、食われるぅぅ~ιι」
うぅ゛ιι
肉食獣にビビり
半べそになる
「!……血が」
「…ぇっ?」
「血が出てる!」
転んだ時に膝を擦りむいたらしく
血が滲んで紅い雫をつくっていた
ペロッ
「ぁっ…!!」
血を舐めとるライオン
思わず声を上げてしまい
慌てて手で口をふさぐ
ちゅっ
「んっっ///」
ビクッ!
傷口を吸われ
体が反応してしまう
「応急処置はしたけど、後はウチで治療しよう」
ライオンはヒョイっと私を抱き上げるとスタスタと歩きだした
「えぇっ!!ちょ、ちょっと!」
「悪かったな~お嬢さん、怪我させちまってιι」
「いぇ、大丈夫ですから…あっあの、降ろして下さい」
(恥ずかしいヨ!お姫様抱っこ///)
「ダメダメ!ばい菌入ったらどーすんだ、それに怪我人を歩かせられない」
どんだけイイ人(ライオン)なんだよ~
でも恥ずかしいヨ~
「ちょっとだけ降ろしぃ~「駄目だ!!」デスよね!」
やっぱダメだったιι
私は恥ずかしさの余り顔を伏せた…
というか、ライオンの胸に顔を埋める形になってしまった!
「クスっ、俺の名前はレオだ!君は?」
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