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優子「6……66…666っ回!?」
私は驚愕してつい大声を出してしまった。
だって普通、願い事は三つだと思っていたので、666という数字は私の予想を遥かに超えた数字だったからだ。
優子「なっ…なんでそんなに多いんですか?」
契約とかはその時私の頭には無く、思った事をそのまま口にしてしまった。
サタン「それが一つめの願い事か?」
私は内心魔王の癖にセコイぞコイツと思いつつサタンに頷いた。
サタン「…了解した
我は昔、我こそ神に相応しいと神に敵対したが後一歩のところで破れ、ランプの中に封印されたのだ…
しかし封印が解け、ランプから出られるようにはなったのはいいが…忌ま忌ましい神は我に呪いをかけていたのだ」
そして、サタンは呪いのルールを私に教えてくれた。
一つ目はサタンの力は全てランプの中に封印されている事。
二つ目は契約した者の願いを全て叶えなければ力はサタンに戻らない事。
私はゆっくり頭の中で整理してサタンに言った。
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