出逢いは、最悪

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当時私は高校生 アイツは一学年上 そんな二人が出会ったキーワード 体育祭 アイツは体育祭に掲げる看板作り 私は応援団 何も接点がない二人が 最悪な出逢いをする 来る日も来る日も応援の練習 溜め息混じりの日々 あっきょうもあるんだ しゃない行きますか 階段を上がって行こうとした時 あっ先輩も行くんですか? 一緒に行って良いですか 良いわよ一緒に行きましょ 一緒に階段を上がろうとすると 上の方から声がする 「お前らの応援で勝てると思うか? 勝てなんだらどう 責任とるんや」 「ブスの集団で 無理や無理」 えっ今何て こちとら来る日も来る日も睡眠削って やってるのに なに抜かす 考えてたらムカムカ してきた とうとう面と向かっていった 「五月蠅いわ、じゃ化しいお前に言われる 筋無いわ。」 「ヤリもせんとって よう抜かすな 文句があるならやってから言えど阿呆」 後輩の癖に生意気やな 「五月蠅いわお前みたいなカスな先輩がおった何て知らなんだわ」 「男の先輩やったら 目つぶるけど 女先輩に言っていい事と悪い事がアルやろ呆け」
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