不良に憧れて

ゆっきとタイマン

この日も結局運転させて貰えなかった。

暫くして〇〇市に着き服屋やCDSHOP等で買い物をした。

な「腹減った」

ゆ「したら飯食いにいくか？」
な「んだなぁ、そうしよ！俺が奢るわ」

飯を食いに単車に乗る、言って無かったが俺達はヘルメットが嫌いだ、この日も被ってはいない。

飯を食った後に街を走っているとパトカーとすれ違った。

もちろんパトカーはＵターン、こっちはアクセルを回す。

パトカーに追われること10分、なんとかまいた。

マンションの駐車場に単車を止め、煙草に火を着ける。

な「マヂ捕まる思った！」

ゆ「んな訳ねぇだろ、俺を誰だと思ってる？(笑)」

な「まぁ、俺なら5分で逃げれたな！」

ゆ「無理に決まってんだろ馬鹿！」

な「あ？今なんつった」

ゆ「無理だろ馬鹿(笑)」

な「なめてんのか？俺が馬鹿って言われんの嫌いなの知ってんだろ！」

ゆ「はい②キレんなよ」

ブチ！頭の血管が切れる音がした。