205人が本棚に入れています
本棚に追加
何とか遅刻せずにすんだ俺達はそれぞれの席に着く。
たくは俺の隣、ぺいは俺の前なかなか良い席順だ。
クラスの皆は絆創膏だらけの俺の顔を見て好き勝手に話している。
男子からは「喧嘩?」「どしたの?」などと質問責めにあう、女子はというと、「なおなら喧嘩しか無いよね(笑)」と笑いながら話す。
それを適当に流していると担任が教室に入って来た。
た「お前絶対何か言われるぞ(笑)」
な「やかましい!そんなの解ってるわ(笑)」
案の定担任は俺を見て言って来た。
担任「お前何だその顔!?」
な「従兄弟と喧嘩したぁ」
正直に言った、悪い事じゃ無いと思ったから。
担任「はい、お前放課後相談室な」
な「マヂかよぉ」
周りの奴らは爆笑、特にたくとぺいは手を叩いて笑ってる。
な【お前ら覚えてろ、人を笑いのネタに使いやがって】
心の中でたくとぺいに恥をかかせてやろうと誓う俺だった。
最初のコメントを投稿しよう!