学校での変化

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何とか遅刻せずにすんだ俺達はそれぞれの席に着く。 たくは俺の隣、ぺいは俺の前なかなか良い席順だ。 クラスの皆は絆創膏だらけの俺の顔を見て好き勝手に話している。 男子からは「喧嘩?」「どしたの?」などと質問責めにあう、女子はというと、「なおなら喧嘩しか無いよね(笑)」と笑いながら話す。 それを適当に流していると担任が教室に入って来た。 た「お前絶対何か言われるぞ(笑)」 な「やかましい!そんなの解ってるわ(笑)」 案の定担任は俺を見て言って来た。 担任「お前何だその顔!?」 な「従兄弟と喧嘩したぁ」 正直に言った、悪い事じゃ無いと思ったから。 担任「はい、お前放課後相談室な」 な「マヂかよぉ」 周りの奴らは爆笑、特にたくとぺいは手を叩いて笑ってる。 な【お前ら覚えてろ、人を笑いのネタに使いやがって】 心の中でたくとぺいに恥をかかせてやろうと誓う俺だった。
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