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授業を適当に受け、休み時間。
煙草を吸いに3年生専用のトイレに行く。
俺の学校は変な伝統があり、3年生教室がわの階段は3年以外使用禁止・2階トイレも3年以外使用禁止だった。
俺は3年生と仲が良くそんな伝統は気にしなかった。
な「ちわ~す、りっくん居ますか?」
りっくんは小学生の頃から仲の良い先輩だ、この町では珍しく短ラン・ボンタンで金髪のバリバリ不良だった。
り「なお!入って来~い」
な「うっす、次の授業なんすか?」
り「俺は理科、メンドイから出ねぇ(笑)」
な「俺、数学なんすよ↓↓俺もフケます(笑)」
り「お前よぉ、小学の時は普通だったのに中学になってから悪くなったな(笑)」
な「まぁ、真面目に生きても意味ねぇと思ったんで!これからは立派に悪さします!!」
確かに俺は中学に上がってから目に見えて悪くなっていた、家にあった長ランとボンタンを着て学校に行っていた。
入学式の日は普通の学ランで、次の日から長ランだった。先生に怒られると思っていたが、りっくんと仲が良かったので何も言われなかった。
煙草を吸った後、りっくんは帰ると言うので俺も帰る事にした。
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