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持っている服の中で、可愛らしい服をとりだした。
が………
普段とあまり変わらないと思うと、自然とため息が漏れた。
―――これぢゃいつも通りになっちゃうな………
かといって、新しく買うお金もないし………
「いつも通りでいいかー」
またため息をつくと、お気に入りの服にスカートとレギンスだけ取り出し、後は納める事にした。
―朔…どんな反応見せるかな~
朔には見せたことのない、ストリート以外の服装だ。
驚いた朔の顔を思い浮かべ、わずかに頬が緩む。
そして、色々な思いを胸に、未兎は眠りについた。
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