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職員室に戻るため廊下を歩く苺。
「いっちごせんせーっ!!」
「ひゃあっ!?」
名前を呼ばれたと同時に後ろから胸をつかまれた。
「やわらかいねぇ~
サイコーッ!!」
「ひゃ、あぅ……や、やめてくださいぃ…」
半泣き状態いうと胸をもんでいた手は放れ、その人物が苺の前にヒョイッと現れた。
「わりぃなっ!
胸見たらコーフンしちゃってね☆」
「い、いえ………
ところで貴方は?」
「俺?
俺はZ組の立川尚哉(タチカワナオヤ)だよ。
覚えてないのー?
俺泣いちゃうっ!!」
目に手をあて嘘なきをする立川。
こんな嘘なきだれでも嘘だとわかるが純粋な苺は簡単に信じた。
「ごっごめんなさいっ!まだみんなのこと覚えてなくて……。頑張って覚えますっ!」
本当に信じた苺にクスクスと笑う。
「じょーだんだよっ!それより、勉強でわからないとこあんだけど教えてくれるっ?」
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