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「はいっ!
私でいいのなら教えますっ!!」
嬉しそうに答える苺に立川はニヤッと笑うと苺の耳元に顔を近付けた。
「今晩、じっくりと大人の個人授業してくれない?
もちろん実技で……。」
耳元で甘く囁く立川に苺は顔を真っ赤にさせ耳を押さえる。
「なっなな何言ってるんですかぁっ!!」
「アハハッ☆
じょーだんじょーだんっ!
ぢゃ、昼飯買いそびれるからまたねっ!」
そう言うと手をヒラヒラとふり購買に向かった立川。
う……ーっ!!と、こみ上げる怒りと羞恥を抑えながらまた歩みを進めると、前からふらふらと今にも倒れそうに歩いてくる背丈が小さい男子生徒が現れた。
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