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「大丈夫ですか?
保健室行きますか?」
男の子に駆け寄り顔を覗きこむとその男の子は苺にもたれかかった。
「あ、あの…………っひゃあっ!?」
もたれかかったと思いきや突然お尻を撫でられた。
「いいお尻だねっ♪
せ・ん・せっ♪」
にまぁーと笑うと手を離し後ろへと下がる男の子。
「あ、あう……」
顔を真っ赤にしわなわなとしている苺を見てアハハッと笑う。
「僕は先生のクラスの朝倉 遥(アサクラハルカ)。よろしくねっ☆」
「ふぇっ?
あ、はいっ、よろしくですっ」
「うんっ♪
先生、もっと危機感持った方がいいよぉ?ぢゃなきゃ襲われちゃうよ?
僕みたいなやつに…」
にまぁと笑うと苺はまた顔を真っ赤した。
「冗談はやめてくださぃっ」
「アハッ♪
ぢゃあ、ばいばいっ
………また触らせてねっ」
「っ!」
そして朝倉はその場を後にした。
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