.゚*.悪魔の五人組.*゚.

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2日目-。 苺は胸に不安を抱えながら教室に向かっていた。 昨日、生徒たちにあんな事をされ、これからやっていけるかと、胸に不安を抱きながら進む。 そんなことを考えていると、あっという間に教室の前に着いてしまった。 気持ちを落ち着かせようと、深呼吸を1つ。 そして、勢いよくドアを開け、「おはようございます!」と、言おうとしたが、その言葉は途中で止まってしまった。 落書きだらけだった教室には、薔薇の花と、アンティークなテーブルとイスが置かれ、そして、真っ白のスーツに身を包んだ悪魔の五人組がいた-。 驚きのあまり、口をポカーンと開け、呆然と立ち止まる苺。 .
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