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その後美月さんからメールが届くことはなく…生まれて初めて…まったく眠れませんでした…。
今日は美月さんとのデートの約束がありますが…。
「嫌われたのかも…」
「大丈夫だって。あれで美月さん抜けたとこあるし」
「でも…僕が退屈な男だから飽きちゃったのかも…」
「ぜってーねー、それだけは。それより目の下のクマなんとかしないと美月さんビビるぞ?」
「!ふぇー、こんなクマじゃ嫌われるーっ!」
半泣きで美月さん宅に向かうと、美月さんは笑顔で迎えてくれました。
「どしたの祐貴、その…」
僕はびくっとして下を向きました。
「そのわんこの耳がついた帽子は?」
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