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「美月さん強欲だからなぁ…身体で払おうか？」
「いいわよ？転売するから」
いずもん弟がさすがに黙る。
「じゃあ…高級ホテルお食事券で」
「持ってるの？」
「ああ、この間付き合ったお姉さんがたくさんくれた」
ねえ、美月…この子やばいよ…。
どんな付き合いしてるのよ？
「あ、絵里ちゃんを裏切るようなことはしてないから」
「いや、私無関係よ？今もこれからも」
「よし売った」
「美月！？」
「ただし、今日中に返しなさいよ？」
「いいよ？数時間あれば骨抜きにする自信あるし。じゃ、行こうか、絵里ちゃん」
「いっやーっ！」
「絵里、人をからかうのって楽しいね」
やっぱ根に持ってたんだ！
「美月さん今の笑顔最高です！輝いてます！」
いずもんのずれまくった発言を耳にしながら私は連行された…。
その後どうなったかって？
…言えやしないよ…。
まあその内誰かがバラすかもね…ははは…。
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