合同合宿

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~合宿当日~ 土日は他愛の無い半引き籠もり生活を送っていた。理由は合宿で他の人達との勉強の遅れが生じるから先に勉強していたのである。 校門をくぐるとバスが止まっていた。そのバスに乗り込み、最前列に座る。 これにも理由がある。絶対にここに来る人がいるからだ。 案の定…… 「大介、窓際の方いい?」 「来る事は分かってたよ、だから開けといたんだ」 「さすがだね…では失礼して………」 隣りにその本人……遥が座る。こいつは昔からバスとか乗り物に酔いまくるのだ。なので、これまた昔から幼馴染みの俺が隣りに座る。介抱しろということらしい。 「大介、いつもごめんねー」 「気にするな。俺、徹夜して眠いから少し寝させてもらうよ。何かあったら遠慮無く起こせよ~」 「は~い」 俺は宣言通りさっさと眠る事にした………
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