‡ウンザリな日常生活

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「だいたいお前がこんな外見なら、誰も怖がって近付いてこないっていうからしたのに…逆効果じゃん!!おまけに生徒会長までさせられるし…」 光「人気投票の結果なんだから、受け止めさい。俺も少しは罪悪感を感じてるから副会長になって補佐してるんだぜ?」 編入当初、それはもうすごい人だかりができるくらい、彼を見に来る生徒が多かった。 今までは、それが女生徒だった為、悩みの種というほどのものではなかった。 それが、この学校に来て、それが男にかわったのだから話は別だ。 そもそも光輝に助けを求めること自体、間違っていたのだ。 この学校に来るとみんなホモになる、という噂は本当らしい。 現に、同じ時期に外部から編入してきた人や後から入ってきた人たちは、みんなノーマルだったはずなのに、見事に煌嶺色に染まってしまっている。
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