「秩序と混沌の黄昏 」

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新たな凶刃 それは神か 悪魔か 我々は、許されない罪深き世界に身を置く者 我々は、神に見放された調和を感じる者 我々は理想郷への門を開けるためそれを求める者 偏在を守護する者は未だ岩戸に隠れ 彼岸花に似た花が一輪 世界に咲くだけ 再び生まれ出たのか その心 その想い 少女は祈る彼の帰還を 碑文は光る その信念と 我々は 混沌と共に この世界に 獣は吼る それは‐‐‐‐ ――W・B・イェーツ 「秩序と混沌の黄昏 第一章」より
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