悲しい 手

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電話の向こうで 寂しがる私を 抱きしめることができない 私の大好きな 貴方の両手は いつも いつも 悲しんで そして 泣いていたんだ… 寂しくて たまらないのは きっと 私だけなんだと そう 思って 私は 貴方を責めて 責めて そして 別れを決めた こんなに 私は 自分勝手で そして わがまま けどね Darling その 貴方の気持ちを ちゃんと伝えてくれていたなら 私が あんなに不安になること なかったと 思うんだ…
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