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チュンチュン…
小鳥の囀りが聞こえ、そして俺は二度目の朝を迎えた。
「茂君も大変だね~。」
そこに立っていたのは康弘さんだった。
「康弘さん、どういう事なんですか!?朝起きたらこの家に居るし…、何があったんですか?」
「それは昨日、メグから電話が着てね……。メグと茂君が結ばれたって聞いたんだ。普通、恋人同士は一緒に居るものだろ?だから茂君と荷物をコッソリこの家に運んだつもりだったんが…、みんなにバレてしまった。そしたら久美ちゃんや、弘之君達もここで住みたいって言ってね。どうせならみんなで住む事にしたんだ。なぁ~に、二世帯住宅だと考えればいい。」
住宅じゃなくて屋敷ですけどね……。
「ま、そんなわけだ。メグをよろしく頼むよ、茂君。」
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