869人が本棚に入れています
本棚に追加
「ダーリン~♪♪」
「くっ付き過ぎだっつうの」
メグはコアラが木に抱きつく様にずっと横で俺に抱きついている。嬉しいんだが、歩き難くてしょうがない。
「だって嬉しいんだも~ん♪♪ダーリンがちゃんと私を愛してくれてるって分かったし♪♪♪プロポーズもされちゃったし♪まるで夢みたい♪♪」
メグは俺の腕を頬でスリスリし始めた。やっぱりメグはどこから見ても可愛いよな~。俺なんかが彼氏で本当にいいのかな?神様、ありがとう!!
「あ、そうだ。ご飯がまだだったね、食べに行こっか♪♪」
やっとだ……。余りにお腹が空いて腹が凹むトコだったぜ。
俺とメグはベッドを離れ、部屋を出た。
「秀!」
「なんでしょうか、お嬢様?」
この人はメグんちの執事長をしている折宮秀(オリミヤシュウ)さん。めちゃくちゃいい人だ。
「ダーリンにご飯を用意して♪♪前回来た時に分かったと思うけど、ダーリンは大食いだから多めにね♪♪」
「承知しました」
それだけを言うと秀さんは走り去っていった。
カッケェェ
最初のコメントを投稿しよう!