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「ツンツン……」
俺は小百合の頬を指で突っついてみた。え?自分で効果音言ってんのが痛い?それ最高の褒め言葉。
「小百合、起きろ~。そして俺を安心させてくれ。」
「…………。」
返事が無い丸でしかばn「まだ死にません。」
つか起きてたなら返事しろよ……。
「茂さんからキスして貰ったのは初めてだったんでビックリしただけですよ。」
「それはそれで立ち直るのが早いな。」
「妖怪ですから」
100%理由になってません。
「それよりそろそろ三時ですよ。おやつの時間にしませんか?」
「俺は生き血シロップのかき氷!」
流石、吸血鬼。おぞましいおやつだな。つか、いつの間に帰ってきた?
「あれ?お父さん、シロップ冷蔵庫の中にありませんよ?」
視聴覚室に冷蔵庫があるっておかしくね?
ジロリ
いやオッサン、俺を見んなよ
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